いつもは照れくさくてなかなか言えない「ありがとう」の言葉。でも、心の中には、大切な人への感謝の気持ちが溢れているはず。特別な日じゃなくても、ふとした瞬間に「ありがとう」を伝えてみませんか?言葉にするのが少し恥ずかしいなら、心を込めて選んだ贈り物が、あなたの代わりにそっと想いを届けてくれるかもしれません。
特に、家族への感謝は、近すぎる存在だからこそ伝えにくいもの。来る父の日には、日頃の感謝を込めて、心に残るひとときをプレゼントするのはいかがでしょう。
先日ご紹介した美しい江戸硝子のお猪口。あの繊細な輝きに見合う、とっておきの一本を探していたら、素敵な物語に出会いました。それは、福井県でひたむきに酒造りに向き合う、一人の女性杜氏(とうじ)の物語です。
酒造りの世界は、長い間「女人禁制」と言われてきた歴史があります。そんな中でも、夢を追いかけ、しなやかに道を切り開いている女性たちがいます。同性として、その凛とした姿には、思わず胸が熱くなりますよね。
福井の吉田酒造で活躍する吉田真子(よしだ まこ)さんも、そんな輝く女性の一人。六代目蔵元であるお父様が体調を崩されたことをきっかけに、家業を継ぐことを決意されました。彼女の座右の銘は「和醸良酒(わじょうりょうしゅ)」――和の心が、良いお酒を醸すという意味です。その言葉通り、真子さんは米、水、土という故郷の恵みに深くこだわり、地元・永平寺町産の米を100%使用した全量純米の酒造りに情熱を注いでいます。
驚くことに、吉田酒造では、お父様の代から有機栽培の山田錦や五百万石といった酒米を自社田で育てているのです。夏の間は蔵人さんたちが自然農法で米作りに汗を流し、冬になるとそのお米を使って日本酒を仕込む。まさに「目が届く、手が届く、心が届く」酒造り。その丁寧で真摯な姿勢から生まれる代表銘柄「白龍(はくりゅう)」は、一滴一滴に自然のうまみが凝縮された、豊かで優しい味わいが魅力です。
そんな吉田酒造で、真子さんが醸す夏にぴったりの純米吟醸酒を見つけました。その名も「純米吟醸 夏・き・り・り」。
このお酒、まず香りがとっても華やか。グラスに注ぐと、まるで瑞々しい葡萄のような甘く爽やかな香りがふわりと広がります。口に含むと、軽やかな飲み口でありながら、ミネラルを感じるジューシーで澄んだ味わいが舌の上を滑り、後口は名前の通り「きりり」としたシャープなキレが心地よい辛口タイプです。
そして、見た目も涼やか。龍の鱗をモチーフにしたラベルには、よく見ると夏の風物詩や可愛らしいキャラクターが隠れていて、遊び心もたっぷり。ボトルを眺めているだけでも、なんだかワクワクしてきませんか?蔵元さんのおすすめは、きりっと冷やしていただくこと。暑い日に、このお酒を冷やして飲んだら、きっと心も体も解き放たれるような爽快感を味わえるはずです。
お父さんの夢をそっと引き継ぎ、新しい風を吹き込んでいる真子さんの姿。そんな彼女が醸したお酒を酌み交わしながら、「お父さんの夢って、なあに?」なんて、普段は聞けない会話が生まれるかもしれません。江戸硝子のお猪口にこの「夏・き・り・り」を注いで、父の日の食卓を囲めば、きっと忘れられない思い出になるでしょう。
美味しいお酒と、たくさんの夢を語り合う父の日。それは、お父さんにとって最高の「ありがとう」になるのではないでしょうか。
店舗名:長左ヱ門商店
住所: 横浜市緑区十日市場町834-2
商品名:純米吟醸 夏・き・り・り
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